柴田淳 片想い

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彼女の4枚目のシングル 2002年リリース
かなわない恋への諦め、悲しみ、寂しさなどを歌に詰め込んだ、生々しい歌詞がとても心を抉る。
正直1回聴いただけではあまり印象に残らないかなと言う感じ。何回か聴いていくとじわじわと好きになるスルメソング。
少し心が弱っているときに聴くと涙腺が緩んでしまうような、とても切ない歌である。
そんな歌詞もさることながら、アレンジも柴田淳の魅力を最大限活かせるようなものになっている。
彼女の楽曲十八番の、かすかにニューミュージックっぽさを感じさせるアレンジが、歌詞にもマッチしている。
アレンジャーは前作「月光浴」に続き坂本昌之
この頃の楽曲を数多く担当しているだけあって、相性は抜群。メディアでも良き理解者として紹介されていた。
最後にひとつ…
柴田淳の楽曲の多くに言えることだが、声がのっぺり聴こえるのが玉に瑕。コンプレッサーを多くかけているからだろうか…。